雑記:ゼンハイザー HD599SE 付属ケーブルをバランス接続化に改造(頓挫中)

先日衝動買いしたものの、低音盛りすぎが気になるのもあって、殆ど使っていないゼンハイザー(SENNHEISER) HD599SEの雑記です。 (いずれ現状不明点を解決して別記事にまとめるつもりですが、一旦雑記としてアウトプットします。)


さて(疑似)バランス接続にすると音が良くなるらしいとのネット情報を見つけたので、長い方の付属ケーブルの3極プラグ側をぶった切ってバランス接続化のため改造中(頓挫中)です。 (色々調べていくと実際は疑似バランス接続らしいですが、まあその辺は未だ理解できていないものの、ケーブル改造で音が変わるのかを実感してみたい所です。)


改造ゴールは3極プラグ側をRCA端子x2ケに変える事ですが、以下2点の問題により改造頓挫してしまいました😫


(1) リッツ線各4本の正しい接続先の確認が必要

(2) 改造材料のRCAケーブルの品質不良(商品説明詐称)


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(1)は、日本語でのネット検索によりケーブル内部の4線がそれぞれ右(R)、左(L)のHot(+), Cold(-)のどれかという情報が見つかったので、当初はそれを参考に接続を考えていたのですが…。

どうも先のネット検索情報は後述の付属ケーブル導通確認結果とCold(-)側のLとRが一致しないのです。


まず第1にφ2.5mm 4極オスプラグ(TRRS)はメーカーによって極性が違うようですが色々調べたところ、ゼンハイザーHD599は以下の組合せのようです。

<画像引用元>

http://www.diyaudioblog.com/2016/02/headphone-connectors-pins-pinouts-for.html


<HD598(≒599と違うが多分一緒)のTRRS情報の出典>

https://www.head-fi.org/threads/sennheiser-hd598-recable-single-sided-balanced.719661/#post-10564819


実際にぶった切ってテスターによる導通確認テストしたのが下図になります。

こうなるとヘッドフォン側を分解して実際に確認にした方が間違いがないわけで、思ってたより面倒くさくなってきて作業を中止してしました😵

先端をぶった切った(長い方の)付属ケーブル

HD599付属ケーブル導通確認結果(4極オスプラグはヘッドフォンに接続側)


ちなみに上図の細い4本線はリッツ線という名称であり、エナメルコーティングされているそうで、確かにそのままだとテスターでの導通は無くて耐水ペーパー400番で数回研磨した後はテスターで導通確認できましたので御注意を。


以下、本記事続編

雑記:ゼンハイザー HD599SE 付属ケーブルをバランス接続化に改造(頓挫中)の続き - サツラキツネの巣


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さて、(2)は改造材料として以下URLのUGREENのRCA変換ケーブルを使う予定でしたが、3極メスプラグ側のケーブルをぶった切って剥いてみると商品説明にあった二重シールドなど無く、+線も無酸素銅ではなくアルミと品質詐称がわかったので、使うのは微妙だなという気になってしまい別のケーブルを用意しようかと検討中です。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00B2HP1FY/

変換ケーブル分解前

改造材料にするため分解

商品説明図と異なる。。

改造作業していて思いましたが、こんなにトラブるなら市販のバランスケーブルを買った方がいいですね。 大切な余暇時間を無駄にしている気がしてきました。。


おまけ

ネットの海を彷徨っているとHD599の周波数特性を発見しました。

以下リンク先によると、自分の聴感はある程度正しいようで、やはりフラットではなく低音が高めなのがわかります。


HD599 | DIY-Audio-Heaven

https://diyaudioheaven.wordpress.com/headphones/measurements/brands-s-se/hd599/


以上おわり