雑記:OM-OF101ダブルバスレフスピーカーに(スーパー)ツイーター追加2

購入経緯

昨年、OM-OF101ダブルバスレフスピーカーにドーム型ツイーターを追加して音質が良くなったな、と思っていました。

雑記:OM-OF101ダブルバスレフスピーカーにツイーター追加 - サツラキツネの巣


当時はその後OM-OF101側にコイルを入れ、簡単なネットワークによる2Way化を検討していましたが、実際にコイルを入れると悲しくなるくらい高音がしょぼく感じたため(それはまるでカラー画像がセピア画像になったような..)、何やかんやでスーパーツイーターとして使っていました。


さて、(スーパー)ツイーターには色々な種類があり、それによる音の違いがどんなものか気になった事と、某ネットショップで昨年末購入したスピーカー+エンクロージャキットが良かった事もあり、好印象なレビューが多い音工房Zのスーパーツイーターキットを買ってみました。


<某ネットショップへのリンク>

https://www.amazon.co.jp/dp/B07D6HY5NH/

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購入後、ダラダラ塗装・組付してたら一月以上経ってしまった。。

型式未記載ですが形状からしてDayton Audio AMT Mini-8だと思われ、調べた所ではこのツイーターはハイルドライバーというリボン型の変種だそうです。

単体購入も可能ですが ペアでMDF製の台座や2.0μF フィルムコンデンサ付きなので、本セットの方が大分お買い得だと思いました。

組付

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塗装等完了後、組付の図(両面テープで天板に固定...)

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ついでに雑だった配線を綺麗にしてスーパーツイーター用端子台追加

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別角度

組付後感想

さて結言から書くと、このリボンツイーターは評判通り優秀ですね。


今年も昨年から継続して「ちょっと音質というものを追求してみるか~」という軽い気持ちで購入したので、特に期待してなかったのですがドーム型からリボン型に交換した前後で差がハッキリ出たので正直感動しました。


また何故かは説明が難しいのですが、低中音の質も良くなったように感じました。

たまたま丁度よいタイミングで見かけた、スーパーツイーターに関するFOSTEXのnoteにも書いてあったので、私が感じた印象はそれ程おかしくないようです。

(まあ私の性格的に、この実体験が無くFOSTEXのnoteを見ていたらポエム或いはオカルトだと決めつけていた事でしょう🤐)

note.com


さてドーム型との違いは特に金属音(シンバルやトライアングル等)で比べると明瞭だと思います。 特にトライアングルの音の残響感(倍音の再現性による?)が全然異なるので、Youtubeにおけるトライアングル演奏動画を使って違いを堪能できました🤗


付属のコンデンサ容量は2.0μFですが試聴時、曲によっては時折耳障りだったため、今は0.68μFに変更して使っています。 (これでも少し強めかも。)


以上おわり

音工房Z Z601(V2) + Z-Modena MK2の組立と試聴

住処の修繕工事で秋からずっとバルコニーが使えなかったため、木工(塗装)はしばらく強制的な休止を余儀なくされていました。


その工事も先日やっと終わったので、先日のスピーカーキット製作で余っているニスやらを使って何か作りたいなという気持ちの高まりと、自分で1から設計する程の気力の無さが組み合わさった結果、音工房Zのスピーカーエンクロージャキット:Z601(V2)とZ-Modena MK2を購入して組立てることにしました。


まあ前からどんな音がするのか気になっていたこともあります。

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下箱:Z601(V2), 上箱x2:Z-Modena Mk2

Z601(V2)はMDF t12mmのため以前製作のOM-OF101用エンクロージャキット(MDF t5.5~9mm)より大分重く、作る前から質が高そうな印象を受けました。

<組立>

さてエンクロージャキットの組立は先週末に行いました。

基本的に説明書通りに組立・接着していけば簡単に完成するのですが、注意点としては185mmと196mmの板があるので其々を間違えない事ですね。


と書いたのは、作業開始早々に片側の箱の1枚だけ接着をミスってしまったからです😅


幸い気づいたのが板2枚でL字形になっている時で、かつ接着後8時間程度だったためか、ドライヤーで温めながらゆっくり剥がしたら綺麗に取れました。

(少し反ってしまって、後の箱形状に接着する際に少し対処が必要でしたが。)

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写真上部付近の板を間違って接着する直前(正しい板より10mm短い)

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やり直してせっせと接着

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ダクト板の幅調整のため金尺使用(板幅が丁度15mm)

付属ケーブルとターミナルボックス(箱内側)は半田付けです。

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端子とケーブルを半田付け

スピーカーユニットは秋月電子で購入のファストン端子(#205メス)を使ってケーブルと接続しましたが、スピーカーユニット側オス端子との勘合が緩かったのでプライヤーで少しかしめて簡単には抜けなくしました。 (音質的には若干の不安材料ですね。。)

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スピーカーユニット取付

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ひとまず完成の図

<試聴>

エンクロージャは現時点で接着剤が十分乾燥していると思うのと、スピーカーユニットも50時間以上は鳴らしてあるので試聴してみました。

まず低音がよく出る所が最も印象的ですが(当然)高音側もしっかり出ており、Amazonレビューで評価が高いのも頷ける音質だと思いました。


ちなみに現時点の音質で同じアンプ(PC200USB-HR)を用いて「OM-OF101+ダブルバスレフ+ツイーター」と比較して聴いてみた感じは、クラシック交響曲を聴くとOM-OF101の方が好印象(低音に少し違いがある)、女性ボーカル曲ではZ-Modena MK2の方がボーカルの声が他の音より少し前に出て主張している感じで心地よいかな、といった印象でした。


まあ別に比較とかせず絶対値的に考えれば、どちらも十分良質な音が出ていると思いますね。


さてMDF無垢のままは好きじゃないのでZ601(V2)も塗装するか、あるいはリメイクシート(インテリアシート)の使用を考えており、その辺で音質の方も自分好みに調整してみようかなと思ってます。

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ラズパイオーディオ(PirateAudio)用スピーカーとして使用するつもり


以上おわり

スマートウォッチ:Amazfit BIP Sを約4千円で購入

今月プライム会員の年間契約が切れてしまった某ネットショップで安く売っていたのでAmazfit BIP Sを3,990円で購入しました。

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開封直後(液晶画面はシールです)

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製品中身(写真以外は紙の取説のみ)


2019年冬にこのメーカー(Huami)のOEMモデルであるXiaomi Mi band4 を購入したことがあり、また今回買ったAmazfit BIP Sの前モデルBIPは過去に購入一歩寸前まで検討した事があったので、今回本機を見つけた時は性能に関する不安は全く感じず「何だこれ安い」と思いながらポチった次第です。

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Mi Band4 FalloutNVフェイス仕様


ちなみにMiBand4は優秀な製品で当初は気に入って使っていましたが、職場で同モデルを使っている方がおり、被っているのが非常に気になったので最終的に使用を止めるに至りました😅


さて本機で最も魅力的だと思うのが半透過型液晶採用による常時ウォッチフェイス表示機能です。 常時表示といえどバックライトは基本非点灯で画面は暗めで、室内では少し見づらい時もありますが、電池持ちが非常に良い事の代償であるので私には問題になりませんでした。


そんな事はさておき、(Miband4の時のように)私が最も楽しみにしていたFalloutのPip-Boy風カスタムウォッチフェイスを探したのですが、生憎あるにはあったものの自分が気に入るものはありませんでした。。

仕方が無いので少しカスタムフェイスの自作に励もうと考えています。


ひとまず既存カスタムフェイスを流用して試製1号を作り、マイウォッチフェイスに適用できたので色々改善していきたい所存🤔(ああ面倒・・・)

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試製フェイス1号君


以上おわり

スピーカー箱(MDF)に鬼目ナット追加

以前行った木工(穴開け)のリベンジネタです。

MDF材のスピーカー箱(エンクロージャ)へ綺麗に穴開けできました。


<前回失敗記事>

雑記:ヤマハ スピーカースタンド BAS-10+板でPC机用スピーカー設置台追加 - サツラキツネの巣


某ネットショップのブラックフライデーSaleでエネループが安かったのでポチったこともあり、 ホムセンで見かけて前から少々気になっていた電池式電動ドライバー(税込1,408円)を買いました。


買ってから調べましたが、製品形状からAmazon等で販売している三共コーポレーション TDB-098と同じOEM元のようです。

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LIFELEX KM-6V

丁度OM-OF101のスピーカー箱底面にM5鬼目ナットを取付けたかったので、この電ドラによるMDFへの穴開けを試してみました。


ちなみに前に穴開けしたときは綺麗に穴開けできなかったのですが、色々調べたところその原因は鉄工用ドリルで穴開けしていたからと判りました。

ドリル先端形状が違うため鉄工用は木板には不向きであり、綺麗に穴開けできなかったのはスキル不足というより道具の選定ミスだったようです。


今回はスターエム製 木工ドリル(6.35mm六角軸)を購入し、この電動ドライバーに取付けて以下のように穴開けしましたが、とても綺麗な穴が開けられました🤗

鬼目ナット適正下穴径より若干小さいφ7.5mmドリルで開けましたが、MDFは柔らかいので電池式ドライバーでもトルク不足で止まる事はなかったです。

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電ドラを両手で押さえて穴開けした直後

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木工ドリルの先端は鉄工用とは違った形状なのです

70mmピッチで2つ穴を開けた後、それぞれに以下のM5鬼目ナットを取付。


ムラコシ オニメE 【M5×13】 ≪5個1パック≫

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00AK47GL2/


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ピッチ:70mmで2個穴開け

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六角レンチで鬼目ナットを取付

最後にヤマハ スピーカースタンド:BAS-10にスピーカー箱を直接ねじ止めです。

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スタンドのヤマハロゴは黒マジックでタッチアップ済😁

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作業完了🥰

これで地震が来てもスピーカーが倒れる事無く安心して使えます。

ツイーターが未だテキトーな配線接続のままなので、次はコレを何とかしたいですね。


以上おわり

DIY電子書籍"Best of Make"が期間限定無料配布中

11/25の米国感謝祭にあわせて、以下のMakerShedサイトで"Best of Make Vol.1 & 2"を期間限定無料配布中(現地2021/11/29迄)なので早速ゲットしました。


Best of Make: The Early Years - PDF

https://www.makershed.com/products/best-of-make-the-early-years


本は英文ですがDIYを扱う書籍は貴重だし、元が1冊あたり30ドル程度はする電子書籍なので内容が濃くておすすめです。


ちなみに無料なんですがPayPalを用いてのチェックアウトは必要でした。

支払1円となっており、本当に取られるのかは謎です。

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尚、MakerShedでの買い方は以下にまとめています。

電子工作ホビー雑誌:Make: Magazine PDF版の購入手順 - サツラキツネの巣


以上おわり

雑記:スピーカーアンプをNS-01G ProからFOSTEX PC200USB-HRに変更

PCでパッシブスピーカーを鳴らすために中華アンプ:Nobsound NS-01G Proを使っていたのですが、無音時にボリュームが9時の位置以降くらいからホワイトノイズが出始めて少し不快だったので、FOSTEX PC200USB-HRにリプレースしました。

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新旧アンプサイズ比較

さて流石FOSTEX製、無音時にボリュームを最小から最大まで回してもホワイトノイズは一切出ません。コンパクトながら適度な重さがあって簡単に動かないのも中々良いです。


ホワイトノイズ問題は無事解決したし、ハイレゾだし(正直に言って全然違いがわからない)、そして歪み率も元の中華アンプより良好のはずなので満足しています。


以上おわり

雑記:OM-OF101ダブルバスレフスピーカーにツイーター追加

今までの一連の作業により一定の満足感は得られてはいるものの、OM-OF101の高音域の不足感が依然気になっていたため(スーパー)ツイーターを追加してみました。


追加したツイーターは以下モデルで選定理由は安いこと(1個:約1,500円)と、インピーダンスが6ΩなのでOM-OF101と揃えた方が何かと都合がいいのかな?と考えたためです。

そのまま繋ぐと高域過多になるので0.68uFのフィルムコンデンサも買いました。

買ったもの

ND16FA-6 5/8" Neodymium Dome Tweeter 6 Ohm

https://www.daytonaudio.com/product/59/nd16fa-6-5-8-neodymium-dome-tweeter-6-ohm

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ND16FA-6開封

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ND16FA-6の円筒圧入面の実測値:31.9~32.2mm

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0.68uFフィルムコンデンサ

ツイータ設置

FreeCADで簡単なツイーター取付台座を設計し、3Dプリンタで印刷しました。

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ND16と取付台座

さてこのツイーターをスピーカーの上に置いて、ツイーターのみピンクノイズを発音して簡易計測したF特結果(距離:約25cm)が以下です。

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ツイーター設置。見た目は「たのしい電子工作じっけん」

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ND16FA-6 そのままコンデンサなし

ツイーターなので下限~60Hz付近までは多分ノイズでしょうね。

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ND16 0.68umフィルムコンデンサあり

ちゃんと(ゆるい)ハイパスフィルタとしての効果が出ている事がわかります。


ちなみにこの状態で音楽を鳴らしてみると、小さい音で高音域だけなっている感じでしたのでツイーターの音質への影響は聴感的に大分控えめだろうな、という印象です。


このツイーターの雰囲気がわかったので、ツイーターをOM-OF101と逆接続してF特を測ったものが以下になります。

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OM-OF101+ツイータ:ND16(0.68uFあり)

下図のツイーター無しで測った前回雑記のF特と比較すると16kHz超の音圧が増えているのがわかりますが、なぜか2kHz付近も多くなってますね~🤔(測定誤差か?)


ちなみにツイーターの位置を前後させると16kHz付近でOM-OF101の音と打ち消しあってしまうのか、いきなり音圧が下がるバーが出たりして面白いです。

(音質的にはよくないけど)


聴感的には高域の例えば吹奏楽器の音が綺麗になった気がしたのですが、プラシーボ効果かもしれません・・・

まあとりあえずこの環境で色々聴いてみようと思います。

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前回雑記で計測のツイーター無し時のF特

さて、もっとツイーターの効果(役割)を増やすためのコイルとコンデンサの組合せを考えているのですが、 簡単にネットワーク計算したいと思ったので、色々調べてVituixCADというソフトを試しています。


VituixCADによると今回のツイーター追加状態は下図のような計算結果になるようです。

ソフトを使いこなせていないので条件の入力が正しく行えているか怪しいのもあり、そのためか実測と少し違うと感じるので、ある程度参考にはしつつも実測と聴感をもとに微調整していった方が良さそうですね~。

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後日、別のツイーターに変えちゃいました。

sa2rakitsune.hatenablog.com


以上おわり