音工房Z Z601(V2) + Z-Modena MK2の組立と試聴
住処の修繕工事で秋からずっとバルコニーが使えなかったため、木工(塗装)はしばらく強制的な休止を余儀なくされていました。
その工事も先日やっと終わったので、先日のスピーカーキット製作で余っているニスやらを使って何か作りたいなという気持ちの高まりと、自分で1から設計する程の気力の無さが組み合わさった結果、音工房Zのスピーカーエンクロージャキット:Z601(V2)とZ-Modena MK2を購入して組立てることにしました。
まあ前からどんな音がするのか気になっていたこともあります。
Z601(V2)はMDF t12mmのため以前製作のOM-OF101用エンクロージャキット(MDF t5.5~9mm)より大分重く、作る前から質が高そうな印象を受けました。
<組立>
さてエンクロージャキットの組立は先週末に行いました。
基本的に説明書通りに組立・接着していけば簡単に完成するのですが、注意点としては185mmと196mmの板があるので其々を間違えない事ですね。
と書いたのは、作業開始早々に片側の箱の1枚だけ接着をミスってしまったからです😅
幸い気づいたのが板2枚でL字形になっている時で、かつ接着後8時間程度だったためか、ドライヤーで温めながらゆっくり剥がしたら綺麗に取れました。
(少し反ってしまって、後の箱形状に接着する際に少し対処が必要でしたが。)
付属ケーブルとターミナルボックス(箱内側)は半田付けです。
スピーカーユニットは秋月電子で購入のファストン端子(#205メス)を使ってケーブルと接続しましたが、スピーカーユニット側オス端子との勘合が緩かったのでプライヤーで少しかしめて簡単には抜けなくしました。 (音質的には若干の不安材料ですね。。)
<試聴>
エンクロージャは現時点で接着剤が十分乾燥していると思うのと、スピーカーユニットも50時間以上は鳴らしてあるので試聴してみました。
まず低音がよく出る所が最も印象的ですが(当然)高音側もしっかり出ており、Amazonレビューで評価が高いのも頷ける音質だと思いました。
ちなみに現時点の音質で同じアンプ(PC200USB-HR)を用いて「OM-OF101+ダブルバスレフ+ツイーター」と比較して聴いてみた感じは、クラシック交響曲を聴くとOM-OF101の方が好印象(低音に少し違いがある)、女性ボーカル曲ではZ-Modena MK2の方がボーカルの声が他の音より少し前に出て主張している感じで心地よいかな、といった印象でした。
まあ別に比較とかせず絶対値的に考えれば、どちらも十分良質な音が出ていると思いますね。
さてMDF無垢のままは好きじゃないのでZ601(V2)も塗装するか、あるいはリメイクシート(インテリアシート)の使用を考えており、その辺で音質の方も自分好みに調整してみようかなと思ってます。
以上おわり