雑記:OM-OF101ダブルバスレフスピーカーにツイーター追加
今までの一連の作業により一定の満足感は得られてはいるものの、OM-OF101の高音域の不足感が依然気になっていたため(スーパー)ツイーターを追加してみました。
追加したツイーターは以下モデルで選定理由は安いこと(1個:約1,500円)と、インピーダンスが6ΩなのでOM-OF101と揃えた方が何かと都合がいいのかな?と考えたためです。
そのまま繋ぐと高域過多になるので0.68uFのフィルムコンデンサも買いました。
買ったもの
ND16FA-6 5/8" Neodymium Dome Tweeter 6 Ohm
https://www.daytonaudio.com/product/59/nd16fa-6-5-8-neodymium-dome-tweeter-6-ohm
ツイータ設置
FreeCADで簡単なツイーター取付台座を設計し、3Dプリンタで印刷しました。
さてこのツイーターをスピーカーの上に置いて、ツイーターのみピンクノイズを発音して簡易計測したF特結果(距離:約25cm)が以下です。
ツイーターなので下限~60Hz付近までは多分ノイズでしょうね。
ちゃんと(ゆるい)ハイパスフィルタとしての効果が出ている事がわかります。
ちなみにこの状態で音楽を鳴らしてみると、小さい音で高音域だけなっている感じでしたのでツイーターの音質への影響は聴感的に大分控えめだろうな、という印象です。
このツイーターの雰囲気がわかったので、ツイーターをOM-OF101と逆接続してF特を測ったものが以下になります。
下図のツイーター無しで測った前回雑記のF特と比較すると16kHz超の音圧が増えているのがわかりますが、なぜか2kHz付近も多くなってますね~🤔(測定誤差か?)
ちなみにツイーターの位置を前後させると16kHz付近でOM-OF101の音と打ち消しあってしまうのか、いきなり音圧が下がるバーが出たりして面白いです。
(音質的にはよくないけど)
聴感的には高域の例えば吹奏楽器の音が綺麗になった気がしたのですが、プラシーボ効果かもしれません・・・
まあとりあえずこの環境で色々聴いてみようと思います。
さて、もっとツイーターの効果(役割)を増やすためのコイルとコンデンサの組合せを考えているのですが、 簡単にネットワーク計算したいと思ったので、色々調べてVituixCADというソフトを試しています。
VituixCADによると今回のツイーター追加状態は下図のような計算結果になるようです。
ソフトを使いこなせていないので条件の入力が正しく行えているか怪しいのもあり、そのためか実測と少し違うと感じるので、ある程度参考にはしつつも実測と聴感をもとに微調整していった方が良さそうですね~。
後日、別のツイーターに変えちゃいました。
以上おわり