雑記:「Stand with Ukraine Bundle」で入手した3Dデータ:ヤクを3Dプリント
先日、Humble Bundleで販売されていた「Stand with Ukraine Bundle」を購入しました。
それには多数のゲームの他に幾つかの3Dプリンタブルな3Dデータが含まれていたので、その1つを手持ちの3Dプリンタで印刷した記録です。
さて、印刷に使用したのは以下リンクで販売しているものと同じデータ。
Hayland Terrain, YAKS - 3D PRINTABLE
https://haylandterrain.com/collections/fantasy-3d-printable-files-1/products/yaks-3d-printable
これをAdventurer3+0.3mmノズルでRepRapper 1kg PLA+ ホワイトを使い、元サイズの0.75倍で印刷してみました。
(余談:このメーカーのPLA黒色はイマイチでしたが、このPLA+白はよいです。)
ニッパーを使ってブリムとサポートを剥がし中に誤って後ろ足を折ってしまいましたが、折れた足をアクリサンデーで接着して何とか修復できました。
若干白飛び気味で判り辛いかもですが、顎や腹の下に若干樹脂垂れがあります。
あまりこういうフィギュアの印刷にはFFF方式のAdventurer3は向いてないのでしょうが、まあまあ良い出来ではないかと思いました。
ちなみに本物のヤクは見たことないので、以下WikipediaリンクやYoutubeで実際の動物の形を調べてみましたが、
3Dプリント品はちゃんとヤクの形をしているな~という印象です。
ヤク - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%82%AF
以上おわり
Arduino IDE + M5Stack Basic(旧) で無限再起動不具合発生→解決
経緯
OS再インストール後に構築したArduino IDE環境(ver1.8.19, Win10)とM5Stack Basicの組合せだと、以前正常動作していたプログラムを書き込んでも無限再起動する不具合が発生。
色々調べたところ解決したので記録。
発生要因
以下2点が組み合わさると無限再起動に陥る模様。
(コンパイルor書込み時に何もエラーは出ない)
(1)Arduino IDE ボードマネージャのesp32またはM5StackのVersionが2.0.X
(執筆時点のLatest Version.2.0.2)
(2)プログラム(.ino)内に「M5.Stack.begin();」の記述がある。
解決方法
ボードマネージャのesp32またはM5StackのVersionを1.0.Xにダウングレード
以上おわり
トウリト 保冷リュックのファスナー引き手の交換修理
経緯
スーパーマーケット買出し用としてトウリト 保冷リュックを使っています。
購入時期からして約1年半使ってきたようですが、先日ファスナーの引き手(ジッパーの取手)が両方共に折れてしまい、まともに使えなくなってしまいました。
(ちなみに片側折損は半年前位で、使いにくさを我慢してそのまま使っていた。)
リュック再購入を一瞬検討しましたが、ネット検索で色々調べたところ、「らくらくジッパー修理王」なる商品を見つけたので購入して修理した記録です。
修理詳細
<必要部品>
修理に使用した「らくらくジッパー修理王」は以下リンク参照。
らくらくジッパー修理王(RKJ-66)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B079M9Y43F/
<必要工具>
・ラジオペンチ(口が広く開くもの)
・既存金具を切るもの
(以下リンクは参考例、約1.3mm板の切断になるので若干仕様外かも)
エンジニア ニブリングツール TZ-20
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B002F9MOFI/
■修理工程
引き手が両方折れた修理前の状態が下図。
既存引き手金具(板厚:約1.3mm)を、金属を切れる工具を使って除去します。
私は所有していたハンドニブラーを使ってみました。
次にSサイズの引き手修理部品に交換・取付けします。
ちなみに、この取付作業は力の掛け方をミスるとU字金具が座屈状に曲がって壊れるので注意が必要です(1個やらかした😑)。
引き手2個だけの修理交換でもよかったのですが、後顧の憂いを断つべく全部(5個)をSサイズ引き手に取替えました。
おわりに
ファスナー引き手以外はリュック自体あまり経年劣化していないと感じていたため、類似リュック再購入:約4千円に対し、修理:約千円のコスト(修理時間:20分程度)で済んだので 費用対効果の大きい修理作業だったと思います。
ただし諸工具を所有していない方が本記録を参考とする場合、リュック再購入の方が作業時間も含めると安上がりになると考えます。
さて、某ネットショップの写真を見た限りでは、トウリト製の保冷リュックはどれも同じ引き手を使っているようなので経年劣化で上記同様の折損問題を有しているのではないかと想像します。
以上おわり
TinyMLによる人工嗅覚(匂い認識)の試行
Wio Terminalを使って、Seeed StudioがLinkedInで配布しているTinyMLガイドに掲載されている、人工嗅覚(匂い認識)を試しました。今回はひとまず動いたという記録です。
ちなみに以前下記リンクで紹介した雑誌MakeのDIY人工嗅覚を読み、部品を揃えて少し試していたのですが、上手く動かせず放置していました。。
電子工作ホビー雑誌:Make: Magazine PDF版の購入手順 - サツラキツネの巣
https://sa2rakitsune.hatenablog.com/entry/2021/08/18/151930
さて、匂い認識に必要な部品はWio Terminalとマルチガスチャンネルセンサー(とPC)だけで下図のように接続します。
ガイドに従いCodeCraftというノーコードでプログラミングできるWEBアプリケーションを使って、匂いのデータ取得と学習させ、プログラムを作成、そしてWio Terminalにアップロードしました。
ちなみにガイドではコーラ、アルコール、室内空気の3種類の匂いを認識できるか学習していましたが、自分の場合はコーヒー、紅茶、室内空気で試してみました。
さてアップロードしたプログラムで匂い認識させた結果が以下です。
3種類ともうまく認識できたようです。
簡単に匂い認識を試すことが出来ました🤗
この後、色々プログラムを変更して試そうとしましたが、今週はWio TerminalとPC接続で不具合が出ていたので(先程アップデートで解決)、また今度続きを試したいと思います。
以上おわり
Windows10 Proで「このファイルを開く方法を選んでください。」を二度と出ないようにする方法
先日、(恐らくハードウェア要因の)不具合からWindowsOSを再インストールするはめになりました。 その再インストール後に新たな不具合が生じたので、その解決方法を再発時対策として記録します。
<不具合内容>
PC起動後またはOS再起動後にPDF等の関連付け済ファイルを開いた際に、必ず「このファイルを開く方法を選んでください。」が表示されてしまう。
<対象OS>
・Windows10 Pro(gpedit.mscを使うため)
※homeエディションでも、以下リンクの作業を行うとgpedit.mscが使えるようになるらしい(未確認)。
How to enable & install gpedit.msc on Windows 10 Home Edition
https://windowsreport.com/enable-gpedit-msc/
<解決方法>
Winスタートボタン→ファイル名を指定して実行→「gpedit.msc」と入力してOKボタンを押下。
「コンピュータの構成」→「管理用テンプレート」→「Windowsコンポーネント」→「エクスプローラー」の順にクリック
「'新しいアプリケーションがインストールされました'の通知を表示しない」の状態を「未構成」から「有効」に変更。
この変更は直ちに反映され、上述のダイアログは以降表示されないと思います。
備考
(2022/3/16追記)
上記設定後でも「既定の関連付け構成ファイルの設定」が有効になっているPCだと、この設定の影響で「このファイルを~」ダイアログが出てしまいました。 この設定を未構成に変更すると出なくなりました。
以上おわり
MDF製箱へのインテリアシート貼付(続)
前回の残作業だったMDF箱内側へのインテリアシート(リメイクシート)貼付作業の記録です。
<前回記事リンク>
https://sa2rakitsune.hatenablog.com/entry/2022/03/06/215916
インテリアシートは前回と同じメーカーのマットブラック(下記リンク先の10056)を使いました。
貼ってはがせるインテリアシート(スリムタイプ)
https://www.kasen.biz/products/detail.php?product_id=1383
さて、右側面板を外して内側にアクセスし、下図のように外から覗くと見える箱内側4面に対して1面ずつ貼っていきました。
(後は同じ作業の連続なので図省略)
シート貼付作業は2回目なので、特に詰まる事もなく1個目の作業完了です。
上図は内側シート貼付前後での比較ですが、作業前はMDF材表面が見えて安っぽさがあったものの、内側シート貼付後だとぱっと見ではMDF製と判らない仕上がりになりました🤗
最後に、2個目も貼って作業完了したのが下図です。
参考のためマットブラックのシート単体も写しましたが、半艶で箱内側のような所に貼るには良さそうでしたが、外装に使うと大分地味になるシートだと思いました。
以上おわり
MDF製箱へのインテリアシート貼付
作業経緯
インテリアシート(リメイクシート)を使ってMDF材で出来た箱の見た目改善作業を行いました。
MDFの見た目があまり好きでないため、表面塗装した事がありますが結構面倒&綺麗な塗装は熟練が必要と感じましたので、今回初めてインテリアシートを試したものです。
今回作業に使った「箱」は以下リンクのスピーカー用エンクロージャ(キット)です。
https://ontomo-shop.com/?pid=112038252
作業内容
試聴のため仮組みしていたスピーカーユニットを外して、早速インテリアシートを貼っていきます。
と言っても、綺麗に仕上がるために最重要な点である、耐水ペーパー等によるシート貼付前の平面出しは既に作業済です。
今回使ったインテリアシートはホムセンで買った以下リンクのマホガニー色です。
貼ってはがせるインテリアシート(スリムタイプ)
https://www.kasen.biz/products/detail.php?product_id=1383
今回作業用にダイソーでシート用ローラーも買っていたのですが、まあ無くても指で綺麗に貼れると思います。
さてシートは購入時、筒状だったので貼る数日前に伸ばして置いていたのですが、あまり効果がありませんでした。
シワシワになっている所を見ていると失敗の予感がちらついたものの、ビビッていては始まらないので先ずはt5.5mm板に貼ってみます。
貼る前はしわしわだったものの特に問題なく綺麗に貼れました。
板の角面に貼れていない所があると綺麗でないので、板背面に数mm被さるようにした方が上手くいくと思います。 両面に貼る場合は下図の上面に、板と丁度同じサイズのシートを貼ると綺麗に仕上がることでしょう。
後は同様に各面を貼っていきます。やってみて分かりましたが、角部処理だけある程度慎重に行えばそれ程難しい作業ではなかったです。
黙々と作業をこなしていけば完了です。
作業後の感想
角のシート処理が難しいのでは...、と想像していたのですが思いの外、簡単に処理できました。 ぱっと見てわからない程度でよければ(マジマジ凝視しない所であれば)、割りと雑でも各シートが被さるよう貼りあわせていけば綺麗に仕上がるので、インテリアシートの便利さを実感しました。
ただし被せるシートは2枚分までにした方が良いと思います。3枚以上だとシート厚さにより被せた部分だけ膨らんでしまい、見栄えが落ちるので注意が必要と感じました。
シート自体は約900円で買ったと記憶していますが、今回半分程度を使ったと思います。
シートを貼る前と貼った後では高級感が全然違うので、作業時間を無視すればとてもコストパフォーマンスの高いDIY作業だと思います。
ちなみに今回は初めて&写真を一々撮っていた等の影響により、作業完了まで4~5時間かかりました。
<続き記事>
MDF製箱へのインテリアシート貼付(続) - サツラキツネの巣
以上おわり