雑記:水性オイルステイン+つやだしニスによる木材塗装とその失敗
先日、製作したスピーカースタンドの板を塗装したかったので水性オイルステイン+ニス塗りを試しました。 ぱっと見はまあまあな出来に見えるレベルですが…失敗がありました。
<先日の製作内容>
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<今回塗装作業後>
今回作業内容
スピーカースタンド板での写真は撮っていなかったので、以下写真は全て同材質(桐集成材)の□100mm試験板の写真ですが、各作業で次のような変化がありました。
スマホの写真のホワイトバランスが毎回変わるので各写真の比較が難しいのですが、写真左側に作業後の試験板、右側に無垢の桐集成材を置いているので雰囲気は掴めると思います。
(1) 木材の導管を埋めるため「との粉」を使用
水で1:1に溶かして使います。「との粉」は粉末なので1:1は質量の事らしいです。
木の導管を埋めていた表面を平らにする目的に使うようですが、今回の材質では「との粉」を塗ってない所に水性オイルステインを塗布しても、見た目には問題は無さそうでした。
(2) 和信水性オイルステインを3回塗布
当初は刷毛塗りを試してみましたが多量に塗れてしまって拭きにくかったので、途中からスポンジで塗布にしました。
塗布して数十秒経過したらウェスで拭いて20分程度乾燥、を繰り返しました。
(3) つやだしニスを2回程度塗布
ニス用刷毛を用いて ホムセンブランドのつやだしニスを塗布しました。
しかしここで板2枚の内1枚にて大失敗が。 ニス塗り後の乾燥途中に刷毛から抜けた毛を発見したので、ゴム手袋をした指でエイヤッと取り除いたらステインごと剥がれる失敗が生じました😱
(スピーカーA2+を置くと隠れるので現状はこのままで使っています...)
ホムセンブランドのつやだしニスを使ったのですが、以前スピーカーエンクロージャ塗装時に使った和信の黒色着色ニスより使いにくく感じたので、ニスにはメーカーによる差があるのかもしれません。(材質表記はどちらも同じ)
わかったこと
ステインの刷毛塗りはイマイチ。スポンジを使った方が綺麗に塗りやすい。
オールナット(ウォールナット)の色は、自分の好みの色より明るい。
ニス塗りが大敵。途中で刷毛の毛が抜けたりゴミが付着すると最悪。
水性オイルステインは自分が想像してたよりも性質が普通の塗装と変わらない印象で、普通の塗装との違いは木目が残るか残らないかだけな気がしました。
このままでは終われないので次回はもっと暗めの色を目指したいのと、失敗したニス塗りをしなくて良さそうなウッドオイルあたりでの表面処理を試してみようかと思います。
以上おわり