3Dプリンタ:Adventurer3でスライサ:Ultimaker Curaを使ってみた。
■Ultimaker Cura導入経緯と注意事項
造形物にブリムを付けたかったので、無料ながら優秀といわれるスライサー Ultimaker CuraをAdventurer3で使うためにネットの海を漂った。
しかし別記事に掲載したようにFlashPrintでブリム(枠)を付けられる事が判明したため、今は殆ど使っていません。とはいえ、日本語での導入方法の情報は少し古いか、殆ど無いので記事にしておきます。
後述のようにCura設定には一部不具合があるようなので使いこなすには相応の労力が必要と思われます。実体験としては造形物を数回印刷した際にモーター異音(ステッピングモータの加減速設定異常か。)が生じた事がありました。その際でも印刷自体は上手く出来ましたが以下設定の件から何も手を加えずには現時点で常用できないように感じました。
■ADV3用のCura設定方法
以下のAndy Bradford氏のサイトを見て設定しましょう。英語が分からない人はネット翻訳などを使って設定しましょう。ちなみにMonoprice Voxelは海外でOEM販売している商品名のようです。
自分がCuraを使った時は、Curaでスライスして***.gcodeで保存。拡張子を***.gに変更してFlashPrintで開き、GコードをWifi経由で送信して印刷しました。下図のような簡単な形状では特に問題はありませんでした。
■不具合情報
これまた英語ではありますが、米国最大規模の電子掲示板 RedditでもAdventurer3でCuraを使う方法について情報交換されています。ノズル温度が設定より+8度される、初期レイヤがベッドに近づきすぎて印刷不良しやすい(これはCuraとは別の設定問題な気がしますが)、といった問題があるようです(未確認)。
ちなみにAdventurer3でネット検索しても出なくても、OEM名のMonoprice Voxelで検索すると情報が手に入る可能性があります。
以上おわり