雑記:オンキヨー製スピーカーユニット OM-OF101用エンクロージャ・キット組立と試聴

最近オーディオに興味が出ている事と、バイオミメティクス(生物模倣)という聞きなれない言葉で説明されるスピーカーの振動板に好奇心が掻き立てられたため予約購入した、ONTOMO MOOKのOM-OF101+ダブルバスレフ エンクロージャ・キットを組立てました。


学生時代以来の久しぶりの木工に戸惑いつつも朝から組立てて晩には完成。時間がかかったのは失敗が無いように行う最初の内容確認と、各板接着後の待ち時間でしたね。

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スピーカーユニットとエンクロージャキット

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OM-OF101単体

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ダブルバスレフエンクロージャキット開封

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ハタガネを2式しか用意しなかったのは失敗でした。

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エンクロージャキット完成

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OM-OF101取付後

さて特に計測機材があるわけでもないですので、素人が試聴した感想を書いていきます。


OM-OF101+ダブルバスレフエンクロージャの組合せですが、エンクロージャの接着後乾燥時間が短い事や、エージング(個人的に信用してませんが)を殆どしていない状態ではあったものの、どうも低音に比べて高音が弱くてバランスが悪くイマイチな第一印象でした。


どうにかならないか色々試してみたところ、FOSTEX かんすぴ のP1000-EにOM-OF101を付けた時の方が音が良い事に気付きました。

(P1000-Eは、OM-OF101の冊子に掲載されているOM-OF101開発者が設計したエンクロージャとほぼ同じ内容積のバスレフ型スピーカーボックス。)

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(写真右側)OM-OF101+P1000-Eを試す。

P1000-Eに付けた時の音は、素直で低高音のバランスが良く、この音であれば2式ペアが約7千円で買えるこのスピーカーユニットはお買い得だと感じました。


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FF105WKを取付けてみたの図(90度向きが。。)

ちなみにFOSTEX FF105WKをこのダブルバスレフエンクロージャに入れるとOM-OF101では低音に負けていた中高音が十分バランスを取れているように感じました。


OM-OF101のセンターキャップは触っても振動が感じられないのに対し、FF105WKのセンターキャップは触ると振動しており、FF105WKの取説にあるようにこれが高域の性能差を生んでるのだろうな、と感じました。


FF105WKは無加工でもダブルバスレフエンクロージャのネジ穴3つぐらいは留まるので、FF105WKを持っているなら試すのも一興かと。 私はその後FF105WKの長穴をやすりがけして4つ全て締結できるようにしました。


後記

<続き1:塗装しました。>

雑記:OM-OF101用エンクロージャキット(MDF)の塗装 - サツラキツネの巣


<続き2:塗装完了+吸音材追加で音質変化を感じました。>

雑記:OM-OF101用エンクロージャキット塗装等の完了 - サツラキツネの巣


<続き3:周波数特性を計測しました。>

雑記:OM-OF101+エンクロージャキットの周波数特性計測 - サツラキツネの巣


<続き4:(スーパー)ツイーターを追加しました。>

https://sa2rakitsune.hatenablog.com/entry/2021/11/13/003806


<続き5:(スーパー)ツイーターを変えました。>

https://sa2rakitsune.hatenablog.com/entry/2022/03/05/202535



以上おわり