雑記:OM-OF101用エンクロージャキット塗装等の完了

前回から随分時間が経ちましたが、先月は天候不順が多く、中々塗装できず中断していたもののエンクロージャキットの塗装が完了しました。


<前回雑記>

雑記:OM-OF101用エンクロージャキット(MDF)の塗装 - サツラキツネの巣


さて前回黒塗装までしましたが、この状態だとウェス等で表面を軽く拭くと塗装が付着していたため、黒着色の水性ウレタンニスを2回塗って完成としました。 ちなみに板の角は何かに触れて塗装が剥がれ、サンデングシーラー地肌が見えていた所もあったので油性マジック(マッキ―)でタッチアップしています。

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使用後で汚れている水性ウレタンニス

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ニス塗り後のエンクロージャキット


吸音材

図書館で借りた本を参考に吸音材を入れました。 吸音材を入れると箱内の定在波が抑制され、副次的に低音も抑制される効果があるそうです。

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図書館で借りた本

吸音材はカインズで買った税込298円のろ過マット(ポリエステルウール)で、ペットコーナーの水槽用品に置いてありました。

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安価なポリエステルウール君

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ろ過ウールの上で寛ぐエンクロージャキット君

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吸音材を入るだけ入れてみる

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フェルトパッドを底面四隅取付で完成(これで鳴らすと床に振動を感じるので能力不足か…)

塗装後の音質変化について

聴感による主観的評価という断りをいれておきますが、吸音材無しで聴いていても無垢MDFより塗装後の方が音質が良くなったと感じました。 いわゆる「低音が引き締まる」という事なのかな、と。


無垢MDFを拳で軽く叩いた時の音(≒インパルス応答)と、塗装後MDFを叩いた時の音が大分異なった(硬い音に変わった)ので良し悪しは別として音質変化は確実にあると思います。


吸音材の有無比較ですが、吸音材ありだと低音が減った感はありましたが、私の聴感上では定在波の抑制効果というのは正直よくわかりませんでした。


定在波の件は音源による所が多そうですし、長時間聴きこんでからの比較でない事など様々な要因があると思いますが、 上述の借りた本にはフェルトやろ過マットを入れた時と無い時での周波数特性変化が載っていたので残念な所です。(自分の耳が悪い?🤔)


木材塗装について

ところで、塗装完了から改めて木材塗装について調べたところ、木材塗装について詳しく書いてある以下の素晴らしい個人ブログを発見しました。

blog.e-photographer.net


上記サイトからニス塗りにはニス用刷毛を使った方が表面の刷毛跡が出にくくなる事を知りましたが、 私はそんな事も知らず普通の刷毛を使ったのでエンクロージャキット表面は薄っすら凸凹しています😅

また今回使った着色ウレタンニスも上級者向けらしく使いにくいもののようです😮


スピーカーユニットや吸音材を入れた後で面倒なので今はやりませんが、ニスは上塗りして問題無いはずのでニス用刷毛塗りでの違いをいつか試してみたいなと。 (ニス用刷毛は購入済。)


以上おわり